事業内容 | 北九州市の電気設備工事
BUSINESS
事業内容
高圧受変電設備工事
発電所から送られる高圧電力を安全かつ効率的に施設内で利用できる電圧に変換するための工事です。工場やビルなど大量の電力を消費する施設では、施設内の受変電設備で6600Vの高圧で受電し、電圧を下げて各機器へ配電します。
高圧受変電設備には、主に開放型とキュービクル式の2種類がありますが、弊社では主に安全性・耐候性に優れたキュービクル式の受変電設備の工事を行っております。
開放型受変電設備
機器が露出しているため増設や構成変更が容易ですが、塩害・直射日光・粉塵などの影響を受けやすいというデメリットがあります。かつては多くの工場で採用されていましたが、保安点検時の感電リスクや故障リスクの高さから、現在では採用例が減少しています。
老朽化した開放型設備は、保守負担の軽減や安全性向上のため、キュービクル式への更新が主流となっています。
キュービクル式受変電設備
主要機器を金属製キャビネットに収納する構造で、安全性・耐候性・防塵性に優れています。省スペースで設置できることから、ビルや工場、物流施設など幅広い用途に対応可能です。
ユニット構造による短工期施工やメンテナンス性の高さも特長で、ライフサイクルコスト(LCC)の最適化にも貢献します。長期的に安定した電力供給を実現し、企業活動を支える電気設備として高い評価を得ています。
屋内電気設備工事
建物内部で必要な電力を安全かつ効率的に分配し、業務や生産活動を支えるための基盤づくりを行う工事です。
オフィスや商業施設はもちろん、生産設備を多く抱える工場や倉庫など、用途に応じて最適な電気設計を行い、安全性・省エネ性・メンテナンス性を重視し、長期的に安心して運用できる電気インフラを構築します。
照明設備工事
建物の内部に電力を引き込み、コンセントや照明器具といった電気設備の取り付けを行う工事です。多種多様な形状の照明装置やコンセントがありますので、作業効率や快適性を考慮しながら、用途に合わせた最適な工事を行っております。
分電盤工事
電力会社から供給される電気を建物内で安全かつ安定的に使用できるよう整えるための重要な工事です。一度に大量の電力を使用したり、同じ場所で多くの電力を使用した際には、ブレーカーが自動的に作動して電気事故を未然に防止します。漏電は外見では判断できないため、適切な分電盤の設置と維持管理が欠かせません。安全で信頼性の高い電気環境を保つうえで、分電盤工事は非常に重要な役割を担っています。
プラント設備工事
電気・計装・制御システムを通じて、プラント全体の運転・監視・制御を支える重要な工事です。エネルギー効率・安全性・保全性を考慮した電気インフラを構築し、安定稼働と省エネ運用を実現します。
電気設備
電力会社から受け取った電気をプラント内で使用できるように電圧を変換し、各設備へ安定して配電する重要な役割を担います。発電設備や照明設備をはじめ、それらの電力を供給するための配線・配電盤なども含まれます。
また、トラブルや停電といった非常時に備え、非常用電源(発電機)を設置することで、操業の継続性を確保します。電気設備は、プラント全体の稼働を支える基盤として、安全性と信頼性が求められる中核システムです。
計装設備
プラントの運転状況を常時監視し、自動的に制御を行うシステムです。温度・圧力・流量など、各種センサーで取得した情報をもとに中央制御装置が判断し、バルブやモーターなどの機器を最適な状態へと制御します。
人間の五感や神経に例えられるように、計装設備はプラント全体の“知覚”と“判断”を担う重要な役割を持ちます。安定した運転と品質の維持、安全性の確保を支える不可欠なシステムです。
電気設備保全工事
工場や施設内の電気設備を良好な状態で維持し、故障や停電リスクを防ぐための業務です。定期点検・絶縁測定・清掃・部品交換などを計画的に実施し、設備の長寿命化と安定稼働を支えます。
特に製造業や24時間稼働施設では、予防保全・状態監視・緊急対応を組み合わせた保全体制が求められます。異常の早期発見と迅速な対応により、生産停止や事故のリスクを最小限に抑えます。